MRG-B5000 鎚起が8月8日発売
伝統工芸とMR-Gが融合。“鎚起(ついき)”による伝統美を纏ったスペシャルモデル。G-SHOCK最上級ラインMR-GからB5000初の限定モデルが登場。古来より甲冑や銅器などに用いられてきた伝統技法“鎚起(ついき)”技法で DAT55Gを採用したベゼルやバンドの表面に独特の鎚目を施し、鎚起師が一点ずつ丹念に仕上げた鎚起仕上げのパーツは、ひとつとして同じものはなく、重厚な質感の中に美しい煌めきを放ちます。
サンプルをお借りしてきたので早速レビューしていきます。
1-1. 伝統を纏う一点物、鎚起とは?
鎚起とは薄い金属板を「鎚 /つち」で打つ伝統工芸、鍛造技法のひとつです。古来より甲冑や銅器など堅牢さを必要とする金属製品に用いられてきました。
銅の槌目ビールタンブラーを見たことがある方も多くいらっしゃると思います。スリークスタッフたちは新潟住みのためなじみ深いです。

今回のモデルはそんな伝統技法“鎚起(ついき)”技法で DAT55Gを採用したベゼルやバンドの表面に独特の鎚目をが施されています。鎚起師と呼ばれる職人さんによる手仕事で一つとして同じものはなく、一点一点異なる贅沢な作りこみを施します。


※鎚起イメージ
1-2. 伝統工芸と先進素材の融合
MR-Gの持ち味の耐衝撃性はどうなの?というところですが、 複雑な形状をしているベゼルを25個の部品で構成することで、パーツの隅々まで研磨を施し高品位な仕上げを実現しています。多パーツ化したベゼルの間にシリコン緩衝体を組み込むことで衝撃を緩和させています。

各パーツを磨いてから組み上げることから研磨処理が難しいところまで美しく仕上げられているそう。伝統工芸と山形カシオの匠の技が融合。唯一無二の腕時計が出来上がったわけですね。限定500本と聞くと少なく感じますがこのクオリティの時計500本作っているのすごい。

トップベゼル、バンドには純チタンの約3倍の硬度を持ちながら加工性に優れたチタン合金「DAT55G」高硬度先端素材、ケース、ベゼル等には純チタンの約2倍の硬度を持つ 「64チタン」を採用し堅牢性と荘厳な美しさを具現化しています。
1-3. 外観を美しく彩る金属工芸の伝統色
朧銀(おぼろぎん)、銅(あかがね)と呼ばれる金属工芸の伝統色が採用されています。
DLCで表現された朧銀(おぼろぎん)。そしてピンクゴールドIPで表現された銅(あかがね)はDIALサークル、ロゴ、四隅のサスペクションパーツ、ロゴ、裏蓋、ビス等に採用されています。

光が当たると柔らかく反射し美しい表情が浮かび上がります。
かなりカッコイイ出来栄えです。重力丸・燦につづく高価格MR-G。人気が予想されますのでお早めにご検討ください!
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